2024年9月17日火曜日

賛否色々しもつかれ

こんばんは、こうちゃんです。

栃木県が誇るご当地グルメにして郷土料理の「しもつかれ」

こちら、県の伝統料理で、年配の方ならばほぼ間違いなく食べて育ってきておりますし、知名度も抜群ですが、

鮭の頭と酒粕と野菜の発酵料理、というかなり斬新な性質から、
県民内でも賛否両論あるとのこと。

もちろん栄養満点で味わい深いものでもあるのですけど、材料や見た目が・・・という点ですね。

一応どんなものかのご説明をば。

しもつかれとは北関東地方(栃木県全域、茨城県西部、埼玉県東部、千葉県北部、福島県の南奥会津や但馬など各県の一部地域なども)に分布する伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理である。地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼ぶ。特に栃木県では、同県を代表する郷土料理として認知されている。


鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・人参・その他の余り物を細切れにし、大根を目の粗い竹製の大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして酒粕と共に煮込んだ料理で、独特な味や香り、その外見から、好き嫌いが激しく分かれる。最近は鮭の頭を焼くなど下拵えを丁寧にして生臭さを抑えたり、旅館で高級な器に見栄え良く盛り付けたりして、若い世代や県外観光客にも食べやすくする工夫がされている。

「しもつかれを三軒(七軒ともいう)食べ歩くと中気にならない」や「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災」など、しもつかれには様々な伝承が伝えられ、現在でも重箱に入れて隣近所でやりとりする風習がある地域もある。道の駅日光では毎年2月、多くのしもつかれを味わえる「全日本しもつかれコンテスト」を開いている。

2007年12月18日に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、しもつかれがちたけそばとともに栃木県を代表する郷土料理として選出されている。


こんな感じで、やはり少々その見た目等は問題点として共通認識のようではありますね。

さらにそんなしもつかれの様々なレシピなどは、


こちらのまとめでもご紹介しておりますので、ご興味ありましたらぜひご覧になってみてください。

なお、
しもつかれは、冬の風物詩として、日本各地で親しまれている郷土料理の一つですね。
その魅力は、地域によって様々なバリエーションがあること、そして冬の寒さを乗り切るための滋養にあふれていることなどが挙げられます。

しもつかれの魅力

地域ごとの個性: しもつかれは、地域によって使用する食材や味付けが異なり、それぞれの土地の風土や食文化が反映されています。同じしもつかれでも、地域によって全く異なる味わいが楽しめるのが魅力です。

冬の滋養: しもつかれには、豚肉、野菜、根菜など、様々な食材がたっぷり含まれています。これらの食材には、ビタミンやミネラルが豊富で、寒い冬に体を温め、元気をくれる栄養が満載です。

家庭の味: しもつかれは、家庭によってレシピが異なり、各家庭の味が受け継がれていく、まさに「家庭の味」と言えるでしょう。

おもてなし料理: 正月などのお祝いの席で、家族や親戚が集まってしもつかれを囲む光景は、日本の食文化の温かさを象徴するものです。

しもつかれの栄養

しもつかれに含まれる主な食材の栄養としては、以下のものが挙げられます。

豚肉: ビタミンB1、鉄分など
野菜: ビタミンC、食物繊維など
根菜: ビタミンA、カリウムなど

これらの栄養素は、寒い冬に不足しがちなビタミンやミネラルを補い、免疫力を高める効果が期待できます。

しもつかれを食べる際の注意点

しもつかれは、一般的に濃い味付けが特徴です。高血圧や腎臓病などの方は、塩分量に注意して食べるようにしましょう。また、妊娠中の方や乳幼児は、医師や専門家にご相談ください。

しもつかれのアレンジ

しもつかれは、基本的なレシピをベースに、様々なアレンジを楽しむことができます。

具材の追加: きのこ類、豆腐、ソーセージなどを加えて、自分好みの味にアレンジ。

味付けの変化: みりんや醤油の量を調整したり、味噌を加えたりして、甘みや風味を調整。

麺料理に: しもつかれの汁でうどんやラーメンを食べるのもおすすめです。


しもつかれは、冬の寒さを乗り切るための滋養あふれる郷土料理です。地域ごとの個性豊かな味わいや、家庭の味、そして栄養価の高さなどが魅力です。ぜひ、この冬はしもつかれを味わって、日本の食文化を満喫してみてはいかがでしょうか。


こうちゃん