2024年12月3日火曜日

餃子はソウルフード

こんばんは、こうちゃんです。

まあ、誰もが知っていることでしょうが、栃木県と言えば餃子の王国。

栃木県民にとって餃子はソウルフード

まあ、これはゆるぎないところでしょうね。

宇都宮市を中心にとんでもない数の餃子店があり、家でも店でも餃子を食べまくりなようですし。

特に宇都宮の餃子は、その美味しさと多様性から全国的に有名です。今回は、栃木県の餃子の魅力を深掘りしていきたいと思います。餃子の特徴や歴史、おすすめの店舗、さらには餃子を楽しむためのコツまで、幅広くご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

宇都宮餃子の特徴

宇都宮餃子の最大の特徴は、野菜がたっぷりと使われていることです。特に、キャベツやニラ、ねぎなどの新鮮な野菜が餡にたくさん入っており、肉は控えめ。これにより、餃子全体があっさりとした味わいに仕上がっています。また、皮は薄めで、パリッとした食感が楽しめるのも魅力の一つです。

さらに、宇都宮餃子は焼き、揚げ、水の3種類の調理法があり、店舗によってそれぞれのスタイルが異なります。焼き餃子は外はカリッと、中はジューシーに仕上がり、揚げ餃子はサクサクの食感が楽しめます。水餃子は、あっさりとしたスープと一緒に食べることで、素材の味を存分に味わうことができます。

餃子の歴史

宇都宮餃子の歴史は、実は非常に古く、戦後の食糧難の時代にさかのぼります。当時、中国からの移民が持ち込んだ餃子が、地元の食材と融合し、宇都宮独自のスタイルが確立されました。特に、宇都宮市内には餃子を提供するお店が約200店舗もあり、それぞれが独自のレシピやスタイルを持っています。

また、宇都宮餃子は、地域のイベントや祭りでも重要な役割を果たしています。毎年開催される「宇都宮餃子祭り」では、地元の餃子店が一堂に会し、様々なスタイルの餃子を楽しむことができます。このように、餃子は単なる食べ物ではなく、地域の文化やコミュニティを象徴する存在でもあるのです。

おすすめの餃子店

宇都宮には多くの餃子店がありますが、特におすすめの店舗をいくつかご紹介します。

みんみん - 宇都宮餃子の代表格とも言えるお店で、焼き餃子が特に人気です。外はカリッと、中はジューシーな餡が絶品です。

正嗣(まさし) - こちらも有名な餃子店で、特に水餃子が評判です。あっさりとしたスープと一緒に楽しむことができます。

宇都宮餃子館 - こちらでは、様々なスタイルの餃子を楽しむことができ、特に揚げ餃子が人気です。サクサクの食感がクセになります。

これらの店舗は、どれも個性的で美味しい餃子を提供しているので、ぜひ訪れてみてください。

餃子の食べ方

餃子を美味しく食べるためのコツは、まずは焼き加減です。外がカリッと焼けているかどうかを確認し、焼き上がったらすぐに食べるのがベストです。また、タレの選び方も重要です。醤油や酢、ラー油を自分好みにブレンドして、オリジナルのタレを作るのも楽しいですよ。

さらに、餃子を食べる際には、ビールや日本酒と一緒に楽しむのもおすすめです。餃子の旨みとお酒の相性は抜群で、食事がより一層楽しくなります。

餃子イベント

宇都宮では、餃子に関するイベントが定期的に開催されています。特に「宇都宮餃子祭り」は、毎年多くの人々が訪れる人気のイベントです。地元の餃子店が集まり、様々なスタイルの餃子を楽しむことができるだけでなく、餃子に関するワークショップやステージイベントも行われます。

また、餃子の食べ比べができるコーナーもあり、いろいろな店舗の餃子を一度に楽しむことができるのも魅力です。餃子好きにはたまらないイベントですので、ぜひ参加してみてください。

栃木県の餃子の魅力を再確認しよう

栃木県の餃子は、その美味しさや多様性、そして地域の文化を象徴する存在です。宇都宮餃子の特徴や歴史、おすすめの店舗、食べ方、イベント情報を通じて、餃子の魅力を再確認していただけたら嬉しいです。次回の食事には、ぜひ宇都宮餃子を選んでみてください。きっと、あなたの心を掴む美味しさに出会えることでしょう。




こうちゃん

2024年11月13日水曜日

とちおとめは特別

こんばんは、こうちゃんです。

栃木県民にとってのグルメあるあるのひとつとして、

とちおとめは特別

というのがあります。
とちおとめとは、いちごの品種で、栃木で開発されたからか、もちろんおいしいのもあるのですが、それ以上にみなさん思い入れがあるようで、愛されているいちごになっています。


栃木県民のソウルフードとも言える「とちおとめ」。このいちごは、ただのフルーツではなく、栃木県の誇りでもあります。今回は、とちおとめの魅力を深掘りしていきたいと思います。

とちおとめの特徴
とちおとめは、甘さと酸味のバランスが絶妙な品種です。果汁がたっぷり含まれており、口に入れた瞬間に広がる甘さは、まさに至福のひととき。特に、糖度が高く、ほどよい酸味があるため、食べるたびに新しい発見があります。果実はしっかりとしていて、見た目も美しい円錐形。鮮やかな赤色と光沢があり、食欲をそそります。

栃木県のいちご栽培
栃木県は、いちごの生産量が日本一を誇る地域です。温暖な気候と肥沃な土壌が、いちご栽培に最適な環境を提供しています。特に、昼夜の温度差が大きいことが、甘さを引き出す要因となっています。また、栃木県の農家は、いちごの栽培に情熱を注いでおり、品質の向上に努めています。これにより、とちおとめは全国的に人気を集めるようになりました。

とちおとめの食べ方
とちおとめは、そのまま食べるのが一番の楽しみ方ですが、デザートや料理にも幅広く活用できます。例えば、いちご大福やいちごタルト、さらにはサラダのトッピングとしても大活躍。甘さと酸味のバランスが良いので、どんな料理にも合います。特に、デザートに使うと、その美味しさが引き立ちます。

とちおとめの選び方と保存方法
新鮮なとちおとめを選ぶポイントは、まず色合いです。鮮やかな赤色で、光沢があるものを選びましょう。また、果実がしっかりとしていて、ヘタが緑色のものが新鮮です。保存方法としては、冷蔵庫で保存するのがベストですが、洗わずに保存することが重要です。洗ってしまうと、傷みやすくなってしまいますので注意が必要です。

とちおとめの人気の理由
とちおとめがこれほどまでに人気を集めている理由は、その美味しさだけではありません。栃木県の農家が丹精込めて育てた品質の高さや、消費者の声を大切にする姿勢も大きな要因です。また、SNSなどでの口コミも影響しており、多くの人々がその魅力に気づき、広めているのです。


なお、そもそものそんなとちおとめとはなんぞや?のあたりも少し

とちおとめは、イチゴの品種名。栃木県で開発された。
1996年に栃木県で開発されたイチゴ。

2021年現在、いちごの品種の中では日本一生産量が多い。「とちおとめ」の名は、栃木県というイメージを表しながら多くの人たちに親しみをもたれるように という思いで命名された。
2011年に保護期間が終了した。

果実は円錐の形をしており、大きい。果形比は縦:横=1.4:1程度と栃の峰より短く、頂花房では赤道面が女峰より太くなり、脇花房ではやや縦長となる傾向がある。糖度は9~10%と高く、逆に酸度は0.7%程度と低い。糖酸比が高く果肉が緻密であり、かつ多汁質のため食味は極めて優れる、とされる。また赤色の着色が優れていることが特長で、これは福岡県で着色が不足しがちなとよのかに代わりあまおうが開発される一因となった。

着花数は頂花房で15花前後であり、果実の大きさは平均15グラム、頂花房の頂果で30~40グラムある。促成栽培における可販果の収量は株あたり537~626グラムと女峰を10%以上上回り、可販果の平均重量は15グラムを超え、可販果率も85%以上と優れている。

走出枝(ランナー)の発生は女峰と同程度だが、走出枝が地面から浮きやすいため発根は女峰よりやや遅い。苗や開花後の株でチップバーンやガク焼けとなどの生理障害が発生するのが欠点とされ、苗では灌水をしっかり行い6月以降は親株床を遮光するなどの対策が取られている。

栃木県では1950年代後半からイチゴの栽培が本格的に始まり、1972年から1988年まで生産金額日本一を維持していた。しかし、とよのかなどを栽培する福岡県に1989年に抜かれたことを受け、それまで東日本の主力品種であった女峰に代わる県独自の新品種開発が決まり、同年秋に予算化されて栃木県農業試験場・栃木分場で交配試験が始まった。

女峰は促成栽培にも対応して栽培しやすく色などの外見も優れる一方、栽培の後半に糖度が低下して酸味が強まり果実も小玉になるという、品種特性に由来する問題点があった。これを補うため、女峰の栽培後期の2月下旬から収穫可能で食味の優れた新品種が育成され、1990年に栃木11号の系統名を与えられた。これは1993年に栃の峰として品種登録されたが、特性発揮のためには半促成栽培が要求され手間がかかる点などが敬遠され、大きくは普及しなかった。

女峰の後継品種の開発にあたっては、久留米49号と栃の峰、女峰などを親として1990年に19通りの組合せで4,314個体の交配が行われ、そのうち519株の実生が栃木11号(父)×久留米49号(母)の組合せから得られた。同年9月にこれらを定植して10月から促成栽培を行い、翌1992年3月に56株を選別して系統としている。試作の結果、女峰と同等の生育に加えて、甘みや触感が優れ果実も大粒である点が高く評価され、現地試験を経て特性が再確認された1993年3月に栃木15号の系統名が与えられた。

鹿沼市、真岡市、栃木市での現地試験を経て、促成栽培に適応して多収である一方、栽培方法によっては生理障害や中休みなどの問題が生じることも明らかになったが、育苗や施肥などの最適化によってカバーできると判断され、1994年6月21日に種苗登録が出願された。1996年8月20日に「とちおとめ」と命名され、同年11月21日に「とちおとめ」として品種登録された。1995年から農家での生産が始まると、栃木県や園芸特産協会などの支援もあり、3年目の1997年には栃木県内のイチゴ栽培面積の50%以上をとちおとめが占めるようになり、1999年には同94%に達している。



とちおとめは、ただのいちごではなく、栃木県の文化や人々の思いが詰まった特別な存在です。これからも、その魅力を多くの人に伝えていきたいと思います。



こうちゃん

2024年10月2日水曜日

焼きそばにじゃがいもが入る

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、栃木県のグルメあるあるからひとつ、

栃木県では焼きそばにじゃがいもが入る

です。
もちろん、焼きそばは家庭で作る際などでは具なんて個人の自由なんでなんでもありですが、栃木県自体に、B級グルメとして、じゃがいも入りやきそばなるものがありまして、近年名物として出すお店、屋台、露店なども増えております。

最近では、ご当地グルメとしても徐々に定着してきて他県にも徐々に知られてきているようです。

なお、じゃがいも入りやきそばとはいかなるものか、というあたりをざっくりとご説明をば。


じゃがいも入りやきそば(じゃがいもいりやきそば)は栃木県栃木市のご当地焼きそば。一口大に切ったゆでたジャガイモか、いもフライを焼きそばと一緒に炒めたものである。

栃木県足利市や群馬県桐生市など両毛地域では、同様の焼きそばがポテト入りやきそばとして普及している。ただし、栃木市のじゃがいも入り焼きそばとは起源が異なるとされる。

栃木市に限らず、北関東は粉もの料理の多い地方であり、群馬県には水沢うどん・ひもかわうどん、茨城県にはスタミナラーメン・那珂湊焼きそばなどがある。栃木県の場合、佐野ラーメンの知名度が高い一方で、複数のご当地焼きそばが存在する。特に県北のスープ入り焼きそばと県南のじゃがいも入りやきそば・ポテト入りやきそばが2大名物となっている。粉もの料理が多く分布する理由は不明ながら、北関東3県はいずれも小麦生産で日本の上位に入ることから、小麦を入手しやすかったことが粉ものの普及に寄与した可能性がある。また両毛は織物産地で女工が活躍した地域であり、粉もの料理のほかに佐野市のいもフライ、前橋市・桐生市のソースかつ丼、太田市の太田焼きそばなどソースを使う料理も多く、女工向けのファーストフードとして普及した可能性も指摘されている。

栃木市は江戸時代に日光例幣使街道の宿場町、明治時代初期に栃木県の県庁所在地として発展してきた市であるが、県庁が宇都宮へ移り、鉄道の幹線から外れると目立たない地方都市になっていった。栃木市では他の地域と同様に「食」を切り口としたまちづくりに取り組み、夕顔ラーメン・すいとんと並び、じゃがいも入り焼きそばが売り出された。

大正時代には存在したという説もあるが、太平洋戦争後に小麦粉の輸入が増えて焼きそばが普及し、以前から同地でよく食べられていたジャガイモが具として入れられるようになったとする、1950年代中期以降発祥説が優勢になっている。これは富士宮やきそばや横手やきそばと同時期に当たる。食糧難の時代にあって、焼きそばにジャガイモを入れてかさ増しをしたという説もある。なお戦前はジャガイモよりサトイモの方がよく食べられていた。「蔵の街とちぎおいしいじゃがいも入りやきそば研究会」の調査では、「かさ増し説」は誤りであり、第二次世界大戦後に小麦粉の輸入が増えて焼きそば麺が普及し、地域で戦前から親しまれていたジャガイモが自然と具の定番になったとする。焼きそば麺を製造していた中沢製麺(栃木市)社長が「焼きそばにジャガイモを入れると美味い」と焼きそば麺を売るために奔走した結果、いもフライを販売していた駄菓子店でも蒸かしたイモをフライと焼きそばの両方に用いることができるということもあり広まったとされる。

テレビドラマ『ロングバケーション』中で、山口智子(栃木市出身)演じる葉山南が木村拓哉演じる瀬名秀俊と、焼きそばにジャガイモを入れるか入れないかについて議論する場面がある。栃木市ではジャガイモを焼きそばに入れるのが当たり前であり、栃木市出身者は他者から指摘されるまでジャガイモを入れるのが珍しいということに気付かないという。

栃木市出身の阿部佳司は、東京で働いていた頃、東京では焼きそばにジャガイモを入れないことを知って栃木市へ帰郷した。飲食店・好古壱番館を開いた阿部は、じゃがいも入り焼きそばでまちおこしができないかと1992年頃から活動を開始し、焼きそば店や製麺所などに働きかけを開始した。活動を開始した当初は、食糧難の時代にかさ増しとしてジャガイモを入れたのがじゃがいも入り焼きそばの起源とされることから、「貧しさ」のイメージがあり、「なぜ今さら」と名物とすることに難色を示す店主もいた。2003年10月4日に、焼きそば店など30店で「じゃがいも入り栃木やきそばの会」を設立し、最初の活動として翌10月5日にとちぎ山車会館前で500食を無料で振る舞った。2006年時点の会員は17店であった。2009年時点では20店と製麺業者2社を会員としていたが、零細経営店舗が多いため地元のイベント時に出店するほかは目立った活動はせず、B-1グランプリにも出場しなかった。

2008年5月には、ローソンがじゃがいも入り焼きそばを焼きそばパンに仕立て「栃木やきそばロール」として関東地方で発売した。2010年3月に栃木市が大平町・藤岡町・都賀町と合併し、新・栃木市となったことを記念して、新・栃木市域のセブン-イレブン全店でじゃがいも入り焼きそばが販売された。2011年7月1日には、ご当地B級グルメシリーズの1つとして「ランチパックじゃがいも入り栃木やきそば風」が関東地方で発売された。

2016年4月、「蔵の街栃木美味しいジャガイモ入り焼きそば研究会」が発足した。栃木市の焼きそばを提供する飲食店、駄菓子屋など12店と製麺所など協賛企業5社が加入している。

じゃがいも入り焼きそばの立役者である阿部は、じゃがいも入りやきそばを一過性のブームに終わらせないように、B級グルメではなく「路地裏グルメ」と呼んでいる。


とされていて、他県への栃木県のグルメアピールのためのご当地グルメとして広まりつつあるじゃがいも入りやきそばもあり、昔から家庭で作る焼きそばにも自然とじゃがいもを入れているものであり、家庭に定着しているのもあり、ともに栃木の県民性として浸透しているようですね。



栃木県を中心に愛されているご当地グルメ、じゃがいも入り焼きそばの魅力、それは独特の組み合わせが、多くの人を惹きつける魅力がたくさんあります。

じゃがいも入り焼きそばの魅力

食感のハーモニー: 麺のつるっとした食感と、じゃがいものホクホクとした食感が絶妙にマッチ。それぞれの食感が生きていて、飽きずに食べられます。

ソースとの相性: 甘辛いソースが、じゃがいもの風味を引き立て、より一層美味しく。じゃがいもの甘みとソースの旨みが一体となり、食欲をそそります。

温かい一品: 冷めても美味しいですが、熱々を頬張ると、体の中から温まります。寒い日には特に嬉しい一品です。

地域性: 栃木県を代表するご当地グルメとして、地元の人々にとっては、故郷の味、ソウルフードといった特別な存在。

アレンジの楽しさ: ベーコンやピーマンなど、他の具材を足したり、ソースを変えたりと、自分好みのアレンジも楽しめます。

なぜ人気があるのか?

じゃがいも入り焼きそばがこれほどまでに人気があるのは、単に味が美味しいというだけでなく、以下の理由も考えられます。

意外性: 焼きそばにじゃがいもという、一見すると奇想天外な組み合わせが、人々の好奇心を刺激する。

シンプルさ: 材料も作り方もシンプルなので、誰でも気軽に作れる。

飽きない味: 飽きやすい焼きそばに、じゃがいもの風味を加えることで、新しい味わいを楽しめる。

じゃがいも入り焼きそばの楽しみ方

お店で食べる: 栃木県内には、じゃがいも入り焼きそばの名店がたくさんあります。本場の味を味わいたい方は、ぜひお店で食べてみてください。

家で作る: レシピはインターネットや料理本で簡単に見つけることができます。自分好みの味付けで、オリジナルのじゃがいも入り焼きそばを作ってみましょう。

アレンジを楽しむ: ベーコン、ピーマン、チーズなど、お好みの具材をトッピングして、自分だけのオリジナル焼きそばに。


じゃがいも入り焼きそばは、その独特の食感と風味、そして地域性から、多くの人々に愛されるご当地グルメです。栃木県を訪れた際は、ぜひ本場のじゃがいも入り焼きそばを味わってみてください。

こうちゃん

2024年9月17日火曜日

賛否色々しもつかれ

こんばんは、こうちゃんです。

栃木県が誇るご当地グルメにして郷土料理の「しもつかれ」

こちら、県の伝統料理で、年配の方ならばほぼ間違いなく食べて育ってきておりますし、知名度も抜群ですが、

鮭の頭と酒粕と野菜の発酵料理、というかなり斬新な性質から、
県民内でも賛否両論あるとのこと。

もちろん栄養満点で味わい深いものでもあるのですけど、材料や見た目が・・・という点ですね。

一応どんなものかのご説明をば。

しもつかれとは北関東地方(栃木県全域、茨城県西部、埼玉県東部、千葉県北部、福島県の南奥会津や但馬など各県の一部地域なども)に分布する伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理である。地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼ぶ。特に栃木県では、同県を代表する郷土料理として認知されている。


鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・人参・その他の余り物を細切れにし、大根を目の粗い竹製の大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして酒粕と共に煮込んだ料理で、独特な味や香り、その外見から、好き嫌いが激しく分かれる。最近は鮭の頭を焼くなど下拵えを丁寧にして生臭さを抑えたり、旅館で高級な器に見栄え良く盛り付けたりして、若い世代や県外観光客にも食べやすくする工夫がされている。

「しもつかれを三軒(七軒ともいう)食べ歩くと中気にならない」や「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災」など、しもつかれには様々な伝承が伝えられ、現在でも重箱に入れて隣近所でやりとりする風習がある地域もある。道の駅日光では毎年2月、多くのしもつかれを味わえる「全日本しもつかれコンテスト」を開いている。

2007年12月18日に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、しもつかれがちたけそばとともに栃木県を代表する郷土料理として選出されている。


こんな感じで、やはり少々その見た目等は問題点として共通認識のようではありますね。

さらにそんなしもつかれの様々なレシピなどは、


こちらのまとめでもご紹介しておりますので、ご興味ありましたらぜひご覧になってみてください。

なお、
しもつかれは、冬の風物詩として、日本各地で親しまれている郷土料理の一つですね。
その魅力は、地域によって様々なバリエーションがあること、そして冬の寒さを乗り切るための滋養にあふれていることなどが挙げられます。

しもつかれの魅力

地域ごとの個性: しもつかれは、地域によって使用する食材や味付けが異なり、それぞれの土地の風土や食文化が反映されています。同じしもつかれでも、地域によって全く異なる味わいが楽しめるのが魅力です。

冬の滋養: しもつかれには、豚肉、野菜、根菜など、様々な食材がたっぷり含まれています。これらの食材には、ビタミンやミネラルが豊富で、寒い冬に体を温め、元気をくれる栄養が満載です。

家庭の味: しもつかれは、家庭によってレシピが異なり、各家庭の味が受け継がれていく、まさに「家庭の味」と言えるでしょう。

おもてなし料理: 正月などのお祝いの席で、家族や親戚が集まってしもつかれを囲む光景は、日本の食文化の温かさを象徴するものです。

しもつかれの栄養

しもつかれに含まれる主な食材の栄養としては、以下のものが挙げられます。

豚肉: ビタミンB1、鉄分など
野菜: ビタミンC、食物繊維など
根菜: ビタミンA、カリウムなど

これらの栄養素は、寒い冬に不足しがちなビタミンやミネラルを補い、免疫力を高める効果が期待できます。

しもつかれを食べる際の注意点

しもつかれは、一般的に濃い味付けが特徴です。高血圧や腎臓病などの方は、塩分量に注意して食べるようにしましょう。また、妊娠中の方や乳幼児は、医師や専門家にご相談ください。

しもつかれのアレンジ

しもつかれは、基本的なレシピをベースに、様々なアレンジを楽しむことができます。

具材の追加: きのこ類、豆腐、ソーセージなどを加えて、自分好みの味にアレンジ。

味付けの変化: みりんや醤油の量を調整したり、味噌を加えたりして、甘みや風味を調整。

麺料理に: しもつかれの汁でうどんやラーメンを食べるのもおすすめです。


しもつかれは、冬の寒さを乗り切るための滋養あふれる郷土料理です。地域ごとの個性豊かな味わいや、家庭の味、そして栄養価の高さなどが魅力です。ぜひ、この冬はしもつかれを味わって、日本の食文化を満喫してみてはいかがでしょうか。


こうちゃん

2024年1月5日金曜日

栃木を代表する飲み物「レモン牛乳」

こんばんは、こうちゃんです。

栃木の飲み物といえばこれでしょう、という(ソフトドリンクジャンルなら)

レモン牛乳

まあ今では通称で、
製品名は、「関東・栃木 レモン」となっていますが、
今も昔も「栃木のレモン牛乳」として愛されています。

ちなみに、ここまで有名、かつ、名前でレモンが推してあるのに、
レモン果汁は入っていませんw


それでもレモンの香るこの乳飲料は、広く栃木で飲まれ、愛飲されているドリンクです。

かつては学校給食でも出され、
一度は製造の関東乳業さんが廃業したのに伴い製造されなくなり、
それでも愛好者が多くて復活が望まれる声に応え、今では栃木乳業さんがレシピを受け継ぎ製造、販売しています。
かつてのレシピを無償で提供されているというあたりはすごいですね。


なお、レモン牛乳の概要としては、

レモン牛乳(レモンぎゅうにゅう)は、栃木県内の製乳メーカー2社が生産している乳飲料の通称である。無脂肪牛乳、生乳に甘味料、香料を加え着色料で黄色く着色した飲料である。

レモン果汁は入っておらず、無果汁と表示されている。

2000年に日本で発生した雪印集団食中毒事件をきっかけに、2003年から日本では生乳100%のものしか「牛乳」と表記することができなくなったため、商品名から「牛乳」が省かれている。

宇都宮市の老舗製乳メーカー「関東牛乳」が第二次世界大戦後間もない頃に開発、「関東レモン牛乳」の名前で商品化したのが始まりである。発売当時は砂糖が貴重な時代で、砂糖を入れて黄色く着色したレモン牛乳は、すぐに人々に受け入れられた。

主に宇都宮市内の牛乳販売店や小売店の他、学校の購買部や運動会など学校行事での販売を通し売れ筋商品となり、同市民にとって馴染み深い飲料である。2002年頃から宇都宮市内のセブン-イレブンで取り扱いが始まり、人気が再燃していた。

関東牛乳の廃業に伴い2004年9月で一度生産中止となった後、栃木市の製乳メーカー「栃木乳業」が関東牛乳から無償でレシピ等を継承、2005年1月に「関東・栃木レモン」(かんとう・とちぎレモン)の名で復活した[1]。「関東・栃木」の「関東」の部分の字が大きくなっている。紙パックの200mlと500ml[注 1]があり、栃木県内のコンビニエンスストアの一部店舗や一部のスーパーチェーン店、佐野SAをはじめとする栃木県内の東北自動車道のサービスエリアやパーキングエリア、県内各地の道の駅のほか、栃木県外でも一部地域にて購入が可能である。

経緯、時期等は不明であるが、栃木乳業から発売される前にも、一時的ではあるが、宇都宮市の製乳メーカー永島牛乳より関東永島レモンとして発売されている。

宇都宮市の製乳メーカー「針谷乳業」でも1940年代後半に開発し当初は「レモン牛乳」。現在は「針谷おいしいレモン」の名称で商品化していて、紙パックの200mlと500mlの2タイプがあるが、500mlの取扱店は少ない。

なお、上述のとおり本製品はレモンの味はしない。通常、牛乳にレモン果汁(柑橘類の果汁)を加えるとタンパク質成分が分離・沈殿してしまうため、レモン果汁入り乳飲料を製造することは制約が多い。


関連商品で、アイスクリームが出されたり、
各種お菓子にレモン牛乳味が出たり、
栃木県を代表する味覚のひとつと言ってよいでしょう。

どこでもよく売られているのを目にします。


レモン牛乳の魅力

懐かしさ: レモン果汁は使われていないのに、どこか懐かしい風味。子供の頃に飲んだ味が蘇るような、そんな感覚を覚える人が多いようです。

独特の甘さ: レモンの爽やかな香りと、牛乳のまろやかな甘さのバランスが絶妙。甘すぎず、さっぱりとした飲み口が特徴です。

地域性: 栃木県を代表するご当地ドリンクとして、地元の人々にとっては、故郷の味、青春の味といった特別な存在。

多様な楽しみ方: 普通の牛乳のように飲むのはもちろん、お菓子作りや料理に使うなど、様々な楽しみ方があるのも魅力の一つです。

なぜ人気があるのか?

レモン牛乳がこれほどまでに人気があるのは、単に味が美味しいというだけでなく、人々の心に何かしらの感情を呼び起こす力があるからかもしれません。例えば、

子供の頃の思い出: 学校の給食や、駄菓子屋で飲んだ経験など、レモン牛乳を飲むと子供の頃の楽しい思い出がよみがえる

故郷の味: 栃木県出身の人にとっては、故郷の味であり、地元への愛着を深める
癒やしの味: 一日の終わりに、ホッと一息つけるような、そんな優しい味わいが魅力

レモン牛乳を使ったアレンジ

レモン牛乳は、そのまま飲むだけでなく、様々なアレンジも楽しめます。

レモン牛乳フロート: バニラアイスにレモン牛乳をかけて、爽やかなフロートに。

レモン牛乳ゼリー: レモン牛乳でゼリーを作れば、見た目も可愛く、夏にぴったりのデザートに。

レモン牛乳パンケーキ: パンケーキの生地にレモン牛乳を加えて焼けば、風味豊かなパンケーキに。

多様に楽しめるレモン牛乳、今は「レモン」ですが、広く愛されおいしい飲みものですので、ご存じない方はぜひお試しを。


こうちゃん